堂島川と土佐堀川に囲まれた
中之島ウエストエリアは、
恵まれた水運により、
江戸時代には大阪の蔵屋敷が多くが
中之島に集中したエリアで、
古くより大阪の中心である場所です。

それらは今なお時代の変化を受け入れながらも、
歴史を重んじ後世につなぐ場所として、
文化や芸術のみならず、
中之島ウエストの随所で
その歴史という魅力を
感じとることができます。

歩いて、めぐって、探索して。

Nakanoshima

文化・芸術

大阪中之島美術館

2022年2月、構想から約40年の月日を経て開館した大阪中之島美術館。関西最大級の約2万平方メートルの美術館には、国内指折りの近現代美術・デザインのコレクション約6,000点を超す作品が所蔵されている。大阪と世界の近代・現代美術とデザインをテーマにした展覧会では、アーティストの個展をはじめ現代美術を様々な視点でウォッチしたテーマ展など企画性が高いです。

国立国際美術館

建築家シーザー・ペリ アンド アソシエーツジャパンが設計者の本美術館は1977年に設立し、2004年に現在地に移転。世界的にも珍しい完全地下型の当館は1945年以降の国内外の現代アートを中心に国内最大規模の約8,000点を貯蔵しており、ポール・セザンヌ、パブロ・ピカソ、藤田 嗣治などの世界的なアーティスト作品も貯蔵されております。

大阪市立科学館

「宇宙とエネルギー」をテーマにした当館は、日本初の科学館でもあり、日本初のプラネタリウムが導入された「大阪市立電気科学館」の後継科学館でもあり、日本で初めて天体電波観測が行われた地ともいわれている。プラネタリウムは2022年のリニューアルされ、お子様とはもちろん大人だけでも楽しめる試写を開催されております。

中之島香雪美術館-フェスティバルシティ

2018年3月開館。朝日新聞社創立者「村山龍平」氏が収集した所蔵品を中心に重要文化財19点、重要美術品33点を
筆頭に、仏教美術、書跡、近世絵画から茶道具、武具など多岐にわたる所蔵品を展示しております。
常設展示施設の茶室「中之島玄庵」は、国指定重要文化財「旧村山家住宅」に建つ茶室「玄庵」を原寸大で忠実に
再現した茶室を展示しております。

フェスティバルホール-フェスティバルシティ

1958年に初代ホールが開館し、建物建て替えを経て、2018年現在の2代目ホールが開館。「音楽の殿堂」の異名も高い、世界最高峰の音響設備・空間を持つコンサートホールはクラシックはもちろん、ポピュラー音楽、能・狂言などの公演にも使用され、国内外の演奏家・ミュージシャンから賞賛されている。建物南側壁には「牧神、音楽を楽しむの図」と題された信楽焼の大レリーフが初代ホールから移したものが今もなお施されております。

ABCホール

大阪都心の貴重な小劇場、ABCホールは、2008年5月、堂島川の畔、ABC新社屋の一角にOPENしました。モダンな中にも落ち着きのあるたたずまいと、放送局ゆずりの信頼の設備。約300人を収容するコンパクトな客席はしっかりとした傾斜角をもち、とても観やすく、また演じやすい空間との定評をいただいています。演劇、お笑い、ダンス、音楽、映画など、さまざまな舞台芸術・映像芸術の発信拠点として、微力ながら地域文化の発展に寄与してゆきたいと思います。

ダイビルサロン1923 =ダイビル本館=

旧ダイビル本館にあった在館者のための社交場「大ビル倶楽部」の雰囲気を再現し、
ダイビルや中之島の歴史や沿革を知ることができる。旧ビルの装飾品や調度品を展示。待ち合わせや休憩スペースとして、一般来館者もご利用いただけます。